ディップコーティングのポイント
洗浄工程について
ワークの洗浄改質は、コート膜の性能を十分に引き出すために非常に重要な工程となります。
- 汚れの成分、量と固着レベルに応じて、仕上がり要求に適したウェット洗浄
- 密着強度向上、精密洗浄が可能なドライ洗浄
- ウェット洗浄とドライ洗浄の併用による洗浄方式
ディップコーティングについて
ワークの材質、形状や大きさ、処理量やコート液の特性にあわせて
- ワークとコート液に対して最適なコーティング条件
- ワークの材質・形状・処理量に応じた専用治具
- コート液の品質保持のための液管理方式
乾燥工程について
コート液の硬化条件にあわせた乾燥方式
- MAX500℃までの熱風循環乾燥やIR乾燥方式
- N2雰囲気や減圧下での乾燥処理方式
- メタルハライドランプや高圧水銀ランプを用いたUV硬化方式
塗工環境について
コーティングを行う環境を管理することで製品の歩留まり向上できます。
- 温度や湿度、コート室の気流対策やコンタミ除去用のFFU搭載
- ワークにコンタミ付着を防止する静電気除去対策
- 振動対策によりコート膜への影響低減
その他 コート液や液剤メーカーなどについて
過去の事例や取り扱いの経験により
- 目的の機能にあわせた最適なコート液の提案
- 目的の機能に合わせた液剤メーカーの紹介
- 危険物を取り扱う場合の法令関連の提案